大腸がんの症状
大腸がんといえば早期発見が難しいとされている「がん」の一つです。
それは大腸がんは検査がちょっと複雑な為です。予後が悪いという「がん」ではありませんけど早期発見、早期治療をしたいものですね。この大腸がん、日本人にも急増している「がん」なのであなたも私も気をつけたいところ。
初期の大腸がんは無症状というくらい何もないのが特徴です。大腸がんが進むにつれ下痢と便秘を交互に繰り返したり、排便時に出血をともなったりします。 ここでちょっと厄介なのが、「痔」と勘違いをされてしまうケースがよく見受けられます。この大腸がんの症状のサインを見逃すと大変なことにもなります。
また、「痔」と思って病院へ行くのを恥ずかしがったりして行かないでいるとこれまたとんでも無いことになります。 そうです、早期発見、早期治療が可能な場合も病院に行かないばっかりに台無しにしてしまうことも結構多いのです。
大腸がんというものは、早期発見できれば完治率はかなり高いですので血便が出たら恥ずかしがったり、面倒くさがらずに病院へ行ってしっかり診察や検査をしてもらったほうが安心ですよ。
大腸がんの原因
日本人に大腸がんが近年、急激に増え始めた理由としては圧倒的に食生活が変わったからだと考えれております。簡単にいえば、和食から洋食へと変わったからということです。
和食は食物繊維も多い上に、低脂肪です。それに比べて洋食は食物繊維は少ない、しかも高脂肪というのが大半です。これでは食生活に問題があると考えても不思議ではありませんね。
大腸がんの原因の一つと考えられているのが、脂肪を多量に体内に取り込んだ際に腸内で発がん物質が発生してしまいます。これは腸内での腸内細菌や胆汁酸などの働きで出来てしまうもので、この発がん物質があやしいとみられています。
大腸がんの予防
大腸がんには脂肪だけではなく、やはり食物繊維も関係しているのではないかという調査結果がWHO(世界保健機関)に所属の国際がん研究機関というところより出されています。
それには、食物繊維の摂取量の多いグループと食物繊維の摂取量の少ないグループでは、食物繊維の摂取量の多いグループの方が、25%も大腸がんが発生するリスクが低いというものでした。
大腸がんの予防には、食物繊維を多めに摂り、脂肪を抑えるのが良さそうですね。